「総量規制」について

「総量規制」について

消費者金融で借り入れる上限額を決めるにあたって、「総量規制」という言葉が出てきます。この法律が施行されたことで借り入れの限度額が細かく決められるようになりました。

 

利用者の安全や一定の資産を守るためですが、今回は総量規制と債務者の利用の関係について考えてみましょう。

 

総量規制って何?

総量規制とは、簡単に言うと債務者の年収の3分の1を超える借り入れができないように定められた規制のことで、2006年6月から施行されています。これは、年収300万円の方は100万円以上の借入ができないということで、それ以上の貸し付けは禁止されています。

 

それに加え消費者金融などで初めて利用する場合に、50万円以上の借入申込を希望する場合または合計の借入が100万円を超える場合、所得証明書の提出が義務づけられるようになりました。

 

この収入には通常の給与の他に、年金、不動産賃貸収入、事業所得なども含まれており、それらを証明するものが必要です。総量規制の対象となるのは、消費者金融でのローンだけではなく信販会社やクレジットカードでのキャッシングなどもその中に含まれます。

 

総量規制の対象となるのは?

総量規制を定めた法律「貸金業法」は、その名のとおり貸金業者を対象に規制を加える法律で、この貸金業者というのは消費者金融、クレジットカード会社、信販会社を指しています。これらの業者からの借り入れは総量規制の対象で、金額は年収の1/3までに制限されます。

 

結婚している場合は例外となり、配偶者と併せた年収の3分の1以下が適用額となります。年収がゼロの場合はどうなるのでしょうか?専業主婦で収入がない場合は配偶者の同意書があればこれらの業者から借りれますが、独身であればこの限りではありません。

 

ちなみに銀行は貸金業者ではなくあくまで銀行であるので、貸金業法の対象にならず総量規制の対象にもなりません。銀行系のカードローンは年収の1/3以上の貸し付けが可能ですが、それでは審査に時間がかかり、バレずに行うのはまず不可能です。

 

総量規制が導入されたきっかけ

貸金業者が改正される前は、無制限に近い貸し付けや29.2%の金利で貸すことが横行していました。

 

その結果破産する人が続出し、中には悲しいことに自殺を選ぶ人も出てきました。これを受けて、政府は貸金業における事態の是正と法整備を進め、借金地獄が蔓延する由々しい状況を改善することに努めました。これにより現在では消費者金融は利用しやすくなっています。

 

まとめ

総量規制のおかげで破産のリスクは減ったものの、使い過ぎは常に破産のリスクを抱えています。

 

計画的な利用を心がけ、そもそも消費者金融を利用することが必要なのかどうかを検討してください。

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